2009年03月10日

「ベルリンの地上には壁はありますが、空にはありません」 〜日本の花火職人のもっと「深イイ話」〜

こんにちは、企画部の北です。
先日、TVで拝見した「深イイ話」をご紹介致します。

1987年。
西ベルリンで行われた「ベルリン市制750年祭典」で、7千発の花火が夜空を彩った。
実はこの花火、日本の花火師・佐藤勳さんらが打ち上げたもの。
初めて見る日本の花火の美しさにベルリン市民は深く感動。
しかし、それ以上に市民の心を打ったのは、佐藤さんの記者会見での言葉だった。

それは…
「ベルリンの地上には壁はありますが、空に壁はありません。
日本の花火は、どこから見ても同じように見えます。
西のお方も、東のお方も、楽しんで下さい」

翌日、佐藤さんの言葉はドイツの朝刊の一面を飾った。
ベルリンの壁が取り払われたのは、その2年後のことである。

(引用:http://www.ntv.co.jp/fukaii/episode/080519/13.html


思想が違っても、国が違っても、美しいものは美しいと感じる人の「心」は変わらない。また、通じ合うことができる。
人は、感動を共有することによりひとつになれるといった感動的なエピソードです。

それだけでも素晴らしい話ですが、ものづくりに携わる者のはしくれとして、日本の花火について掘り下げて調べてみるとより「深イイ話」が発掘できました。

まず、日本の花火は世界一の品質と美しさを誇ります。


日本の花火は世界一
日本人は幸せだと思います。
少なくとも花火観覧に関しては、
世界中でどこの国よりも恵まれていると言っても過言ではありません。
日本の花火は世界一精巧で華麗です。
日本の花火のしくみをご覧ください。まあるい球状で、星という小さな球状火薬が内側に並べられています。
しかも、この星は、かわり玉のようにちがった色の出る火薬が層になっています。
その星が中央の割り火薬の爆発力で四方八方にとばされ、光の色を変えながらまんまるに咲いて消えます。
これに対し、外国の花火は色の変わらない円筒型で変化に乏しく、立体感に欠けます。
こんな美しい日本の花火は、世界に認められ、アメリカをはじめ80余国に輸出されています。

(引用:http://www.hanabistore.com/hanabino1.htm
打ち上げ花火の仕組み日本の花火外国の花火
出典:(社)日本煙火協会
日本煙火協会


日本の花火の歴史は諸説が、ありますが日本の花火が独自の発展を遂げたのは江戸時代です。

と申しますのは、戦国時代の日本は世界一の鉄砲保有国でした。
しかし、江戸幕府により日本の軍事力は極端に制限されます。
鉄砲や大砲の研究は、禁止され「島原の乱」以降は「明治維新」まで国内では大きな戦は、ありませんでした。

さて、それまで鉄砲や刀の製造に携わっていた職人達は、その高度な技術を平和産業に転用します。
刀鍛冶は、包丁や鋤や鍬などの農機具。鉄砲鍛冶及び火薬を扱う職人もある人は、からくり人形をつくる職人、またある人は、花火職人へと彼らが持つ(当時の)最先端技術を生かします。

日本の花火技術の基礎は軍事技術の平和利用だったのですね。

また、佐藤さんの言葉ですが、
日本の花火は、どこから見ても同じように見えます。
と仰るのにも深い意味があります。

実は、どこから見ても同じに見えるように花火を造るには高度な技術が必要なのです。

その理由は、
日本と欧米の花火球の形の違いの理由は、昔、日本では河川で打ち上げて、観客はあらゆる方向から観賞していたため立体的に発光しなければならなかったのに対し、ヨーロッパでは、貴族の館など建物の裏から打ち上げていて、観客は一定方向からしか見なかったため、平面的な発光でもよかった、というのが理由とされる。

(引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/花火

つまり、日本の花火は貴族の独占では無く庶民もその美しさを楽しめるものだったのです。
だからこそ「日本の花火は、どこから見ても同じように見える。」のです。

真夏の風物詩である花火。
それは、数百年にわたる花火職人の努力と日本人の繊細な美意識の結晶なのです。
素晴らしい技術も使い方によっては、凶器にも芸術にもなります

日本の花火を芸術にまで昇華させた先人の努力に誇りを持ちましょう。

我々もユーザー様に感動を届けられるような商品をご提供できるように、頑張ります!

健康食品OEMなら京都真創へ

励みになりますので、ぜひクリックお願いします!⇒ビジネスブログ100選
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村
posted by 京都真創企画部 at 13:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | B2B/マーケティング このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック

 

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。