2015年06月05日

値段の決め方

初めて健康食品の販売を行うクライアントから
「販売価格は、いくらにすればよいだろうか?」
と聞かれることがあります。


これは、非常に難しい質問です。

また、良い質問でもあります。


なぜなら、その商品の価値は伝え方によって全く変わってしまうからです。


例えば、3才の子どもからすれば宝石もビー玉も
同じようにキラキラしたキレイなものであって価値は変わりません。

しかし、大人からすれば宝石のほうが圧倒的に価値があります。


つまり、初回の販売時における商品の価値は、対面販売ならトークの内容、
通信販売なら広告やLP(ランディングページ)の内容で決まるのです。

それを見た(聞いた)、お客様が1万円でも欲しいと思えば
1万円の価値がありますし、3千円と言われて悩むようなら
2千5百円にしなければならないのです。


このように、商品の価値は販売元の努力によって高めることができます。

例えば、Appleはコモディティ化が避けられないデジタルデバイス市場で
グッチやティファニーのように、持つことによって得られる
満足感を提供するブランド戦略で
唯一無二の存在として時価総額世界一を誇っています。


同じようにコモディティ化が進む健康食品業界でも、
参考にできるところがあるかもしれません。


また、そこまでのブランド戦略ではなくても、
工夫次第で商品の価値を高めることによって、
その値段より安く売ればよりたくさんの量を売りやすくもなります。


つまりは、その商品本体だけでなく、それを買うことで得られる価値が
どれほど大きいかによって、値段というものは変わってくるのです。


売り手側がまず値段ありきで設定するよりも、
買ってくれるお客様の価値を上げる伝え方に
どれほどのコストを掛けるかも、値段設定においてとても重要な視点です。
posted by 京都真創企画部 at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康食品OEMについて このエントリーを含むはてなブックマーク

2015年05月29日

付録(オマケ)で釣る

「付録で釣る作戦」は、古典的ですが非常に効果的なマーケィング手法です。


特に子ども向けの商品にはとても有効です。


例えば、私の記憶をさかのぼれば、

お菓子のオマケのシールとかミニ玩具があります。

お菓子ではなくシール目当てで子供は、親に「買ってよ」とおねだりします。


また子供向けの学習雑誌(小学○年生etc)や学習教材の通販などは、

子供に付録を気に入らせて「勉強するから買ってよ。」と

親にねだらせるように工夫をしています。


子どもにとっては、その商品から得られる目的や利益よりも、

わくわくするもっと直感的な「欲しい」が重要だからです。



この付加価値作戦は、当然、昔子どもだった大人にも通用します。


例えば、アイドルグループのCDに人気投票券や握手券を付録にする手法です。


通常は、CDはひとりにつき1枚しか買わないものですが、

この付属特典目当てに何十枚も同じCDを購入する

熱狂的ファンも多くいるそうです。


彼らにとっては、応援するアイドル(推しメン)を上位に上げたい。


そして間近に見て、手を握りながら話しかけるという、

普段の生活では味わえない特典なのでしょう。



私が若い頃、好きなアーティストCDを買ったのは、

純粋に彼らの音楽を聴きたい、集めたいというものでしたが、

もはや隔世の感すらあります。



そして、大人の女性も付録は大好きです。


ファッション雑誌の付録のブランドコラボ小物が

大きく売り上げを左右するらしいです。



恐らく女性誌はターゲット層が細分化されているので、

同世代を狙ったライバル誌に勝つためには、

誌面内容+αが必要となってくるのでしょう。



このように、性別や幼少を問わず我々は付録に釣られまくっているのです。


主力商品以外にも、顧客に合わせたノベルティにも

力を入れてみるのもいいかも知れないですね。
posted by 京都真創企画部 at 12:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康食品OEMについて このエントリーを含むはてなブックマーク

2015年05月15日

損して得とれ

1543年に、鉄砲は種子島に伝来しました。

ポルトガル人が中国船に乗って売り込みに来たのです。

種子島の島主、種子島時堯はポルトガル商人が持っていた鉄砲二丁を大金を出して購入し、
一丁を刀鍛冶金兵衛に託して製造を命じたところ、なんとたった1年で国産化に成功してしまいました。

当時は、戦国時代。多くの領主が強力な武器を求めていました。

大いに需要があると見込んで、売り込みに来たのでしょう。

しかし、たった1年でコピー商品を製造されてしまいその目算ははずれてしまいます。

鉄砲自体は、売ることが出来なくなってしまいました。
そして、戦国末期には日本は世界最大の鉄砲保有国になってしまいます。

ポルトガル商人は、商売に失敗してしまったのでしょうか?

否。結果的には、暴利といって良いほど大もうけをすることができました。

なぜかというと、鉄砲本体も玉も国産することができましたが、
火薬の原料である硝石は、当時の日本で全く算出しなかったのです。

国内で全くとれないものは、今も昔も輸入に頼らざるをえません。

だから、非常に高値で鉄砲を保有する大名達に硝石を売りつけることができたのです。

損して得とれと言う言葉が、ありますがまさしくそのお手本のような話しです。

大航海時代の冒険商人おそるべしです。

彼らを見習って長いスパンで設けるビジネスモデルを思いつきたいものです。
posted by 京都真創企画部 at 18:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康食品OEMについて このエントリーを含むはてなブックマーク

 

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