こんにちは、北です。
最近、新聞やニュースなどで「脳死」や「臓器移植」の話題をよく見受けます。
シリアスな内容を含んでいてとても難しい問題と思います。
問題は、移植用の臓器が国内で全く足りていないのが原因です。
移植を受けたい方は、少しでも早い移植が必要です。
順番を待っている間に病状が悪化してしまいますし、猶予の無い方もたくさんいらっしゃるとのことです。
また、脳死状態のドナーの肉親の方の苦悩や悲しみには、察するにあまりあるものがあります。
そこで、移植を待ちきれない患者さんが海外で移植を希望されています。
たとえ幸運にも移植を受けることができても高額な医療費が必要です。
米の小児心臓移植、日本人患者に高額請求…4億円前払いも
6月18日3時3分配信 読売新聞
日本人の心臓移植希望者を唯一受け入れている米国で、日本の小児患者が移植費用として、1億6000万円を請求される症例が昨年あったことが17日、わかった。
今年3月には、医療機関へ事前に支払うデポジット(前払い金)として、別の小児患者が4億円を求められた。値上げの理由について、医療機関は明らかにしていないが、米国でも臓器不足は深刻なため、外国人の医療費を値上げすることで自国の待機患者の不満を解消するなどの意図があるとみられる。
調査したのは、国立成育医療センター研究所の絵野沢伸室長。米国と今年3月に新規受け入れを中止したドイツで、1998年〜2008年に心臓、肝臓などを移植した日本人患者66人を対象に、集めた募金額や医療費などを分析した。
このうち、医療費が他の臓器よりもともと高かった心臓移植を受けたのは42人。うち、米国で07年までに移植し、費用明細が判明した23人の医療費は、集中治療室(ICU)に入った重症患者など3人(99年〜04年)を除くと、すべての症例が3000万〜7000万円台で推移していた。これに対し、08年は4人すべてが8000万円を超え、うち南部の小児病院と西海岸の大学病院で移植を受けた2人は、1億6000万円と1億2000万円を請求された。
米国に次ぐ数の日本人が渡航していたドイツでは費用明細がわかった8人の平均額が約3900万円で済んでいた。
4億円のデポジットを請求したのは西海岸の大学病院。デポジットは患者の医療費支払い能力を確認するため、医療機関が請求する。額は医療機関の裁量で決まり、値上げ理由は示されないことが多い。安く済んだ場合、残金は返済されるが、追加請求される症例の方が多い。
渡航移植には渡航費、付き添い家族の滞在費などもかかる。絵野沢室長は「医療費は今後も上がる可能性があり、国内で移植を完結できる体制を整えるべきだ」と指摘している。
最終更新:6月18日3時3分
非常に難しい問題ですね。
私も命の問題だけにどうするのが正しいのかは、分かりません。
日本人のほとんどは、70歳以上まで生きることができます(現状はできています)。
昔は、70歳のお祝は、「古希」といいますが、
語源は、「人生七十年古来稀なり」⇒(七十年の人生を生きることは、古来からまれである。)です。
古来稀(まれ)が現代では普通のことなんて凄いとおもいませんか?
医療の技術は、凄まじい発展を遂げています。
しかし、我々の倫理の問題はまだそれに追いついていません。
また、私には残念ながら何億円の大金を用意する甲斐性もございません。
「命に値段はつけられません」しかし、お金が命を左右するこがあるのも事実です。
そう思うと、「健康とは数億円のお金に匹敵する財産」なのかもしれませんね。
日々の健康に感謝して、健康食品企画の仕事を通じて多くの人のお役に立てればと思います。
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posted by 京都真創企画部 at 14:59
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